新元来年前半にも

政府は天皇陛下の退位に備え、新たな形での元号制定を模索する。2019年元日を念頭に、退位の日時をあらかじめ決め、新元号を使ったシステムの改修や印刷業者の準備など国民生活に配慮する方針だ。改元手続きによる混乱をできるだけ避けるため、早ければ18年前半にも新元号を公表することも検討する。

 政府は、天皇陛下の意向を尊重し、18年いっぱいで代替わりすることを視野に準備を進める方針だ。宮内庁は13年に陛下…